次は柏梨田・・・読めんなぁ〜 ですが・・・
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国土地理院地図にはルビありです。珍しいかもね〜
旧地図では「カシュウダ」、今の地図では「かしうだ」とルビが付けてあります。
先ほどの紫合にもルビありで、旧では「ユーダ」、今のでは「ゆうだ」
バス停のローマ字表記は旧地図の発音を参考に・・・なんでしょうかね?
さて、今回は「柏梨田」に行って、しかっ!と見るのがメイン目的でありました。
地名書き的には定番通りにありましたが・・・
条里地割が残る地とかで・・・
へぇーこんな場所に条里地割が?!が興味の発端であります。
古代の栢梨郷の遺称地とされるとかで・・・えーっと栢は柏の異体字だそうです。
栢梨とは、なんやねんと検索したら・・・
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摂津国栢梨の庄産出の梨を副原料に造った甘酒。折節宮中への献酒等で名を広めた。
献上した様子が書かれた文章が〜
吏部王(重明親王)の日記『吏部王記』の現代語訳にあります!

さらに検索すると過去の猪名川町の広報誌にこんな記事(抜粋)が出ていた。
室町時代に朝廷と繋がりのあった源出藤(検索ヒットない)がおり
その女房が柏梨の君と呼ばれたそうな・・・上の栢梨の献上酒の話とつながるやん!


難読地名を順番に辿って行く、面白い行程ですね。
返信削除猪名川流域にこれだけ連続して難読地名が集まっている=古代から人が暮らしてるって証なんでしょうね〜
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