2025年6月20日金曜日

【猪名川町】笹部の鍰(からみ)を見にいく〜4

からみ土塀
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一見普通の土塀ですが・・・


よく見ると・・・


「からみ」入れ込んだ土塀ですね。


土塀の端っこを見るに・・・こうなってるのね〜


お気に入りの平野神社でお昼〜と思ったら・・・ゲッ!?
鳥居の向こう、田んぼが消えて宅地になってる!!ショック!!!
以前は・・・こんな感じでした。


山下駅前「いな川本舗上政」で「イチジク餅」


中に丸っと砂糖漬けのイチジクがインしてます〜♪


最後に笹部って地名ですが・・・
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能勢電のサイトでは・・・
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孝元天皇の孫である建内宿禰の子孫「雀部朝臣(ささべのあそん)」が
この地を開墾。いつのまにか現在の笹部に変化し地名となりました。
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んーっと神話の時代?・・・人名から見ると・・・
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桜守で有名な笹部新太郎氏のサイトには・・・
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笹部家の先祖は古く大江山の鬼退治で有名な源家の四天王の一人である卜部季武で、
ト部氏、浦部、篠部、笹部と攝津多田の地に連綿と続く名家であり・・・
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すぐ近所の多田の清和源氏に関係する家系って事ですよね???
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名字の由来は・・・
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現大阪府北部と兵庫県の一部である摂津国川辺郡笹部村が起源(ルーツ)である。
とあるので・・・ちょっとだけ探してみたら・・・
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新しいですが・・・伊丹の猪名野神社の奉納者銘に・・・


こちらは宝塚市の中山寺に・・・みなさん子孫なのかな?
馬氏同様に探してみたいと思いつつ、こら沼りそうで・・・思案中〜(^^;;;;;

2025年6月19日木曜日

【猪名川町】笹部の鍰(からみ)を見にいく〜3

「からみ」壁〜
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この辺りです〜けっこう高い壁ですね。


奥行きも・・・グーグルの航空写真で見ると上は空き地になってます。


拡大・・・ここで転んだら痛いやろなぁ・・・


さらに・・・上に・・・


土台の石、鉱石のクズかな?


よくまぁ崩れないもんだ・・・


町外れにも青面金剛・・・


青面金剛から今来た方向を見る・・・来た道は右、次のかすみ壁は左入ってすぐ。


ここのは上手く積んであるなぁ・・・


大中小の「からみ」がバランスよく積まれてます。


上はアパートの敷地、そこから見下ろして見たらこんな感じ


綺麗に積むだけでも手が痛くなりそう・・・



2025年6月17日火曜日

【川西市】笹部の鍰(からみ)を見にいく〜2

正面に川西市郷土資料館
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まずは、ここでお勉強〜
前回行った時も模様は、ココとこちらに〜


この先の平野神社の石灯篭かな?


館内の鉱山資料室で精錬関連の展示


これが鉱石で精錬すると・・・


鍰(からみ)となるのね〜


館内のあちこちに「からみ」が〜


郷土館敷地内に「平安製錬所跡」があるので館内に「からみ」散在してます。


煉瓦構造物の跡


今回は、ここが見たかったのです。


谷の上から


ぎっしりと・・・江戸からの二百年分?が谷を埋めてます。


この下方に「からみの壁」があるようで〜


郷土館敷地内の旧平安邸の屋敷庭には、さすがに「からみ」ありませんね〜


2025年6月15日日曜日

【川西市】笹部の鍰(からみ)を見にいく〜1

 鍰(からみ)とは、鉱石を溶かして精錬するとき生ずるかす。
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こんな塊です〜川西市郷土館にて


笹部には周辺の銅鉱山から取れる鉱石を精錬する製錬所
昭和10年頃まで創業していたそうな〜写真は川西市郷土館にて


まずは・・・


東谷村道路元標


ちょっと行くと・・・


鉄橋、でもコンクリ製


記念碑って?


なんの記念碑なのか・・・


えーっと・・・なんか頑張ったらしい・・・


地蔵堂とその奥に青面金剛堂


お堂の中には・・・


お地蔵さん


お堂の裏に・・・宅地開発でここに集められたんでしょうね。


手洗盆?


こっちのお堂は・・・


えーっと・・・


お地蔵さんと並んで・・・


青面金剛碑


精錬で栄えた面影を求めますが・・・


うーん・・・と思いつつ川西市郷土館へ・・・