これは難読ではないですが・・・
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地名の語源について、今まで考えた事もなかったと反省。
参考本「地名の川西史」に字名になった「火打石」と言われる巨大岩石!?
この大岩、さんざん探しましたが文献にも観光ガイドにもWEB上にもなく
街道沿いにあったとの記述で、ストリートビューで探すとみっけ!!
マンションの敷地内にあるので、どこにも出てないと納得であります。
大火打石の横、なんか岩盤が見えてて、さらにこの階段は何?
ん?これは・・・?
んんんんん・・・めりーくりすます?!と石仏が・・・!?
何度も近所、通ってましたが・・・
毎度ながら・・・よくある石仏避難団地?!
浄心洞地蔵尊・・・全くヒットしません。
奉納者の氏名が・・・
この岩盤・・・
礫が混じってるので・・・礫岩?
粒子の大きさが2㎜以上のものを礫といい、それが固化したものを礫岩といいます。
丸い礫が集まったものを円礫岩(水の働きを受けています)といい、
角張った礫が集合したものを角礫岩(おもに火山砕屑物などがたまったもの)といいます。
ん?火山関係の地層なんやろか???
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「大阪平野北 部, 川西市花屋敷の第四紀層について」なんて資料がありますが
地学まで調べだしたらブラタモリやん!!
大火打石を上から眺め・・・でかい!と下へ降りると・・・
ん?!マッサージ?!!
なんでまた、ここに放置?とWEB検索したら上の赤色の屋根の家やった?!
看板が落下してるって・・・今も営業してるんやろか?
道草画日記2
道草した方が、人生愉しい。低速徘徊をモットーに、野をうろうろ、路地をきょろきょろ、無名なモノ達を見て回り、お気楽撮りの画的写真と駄文をつらつらと日々アップ、・・・コメント、気楽にくださいましィ〜
2025年12月8日月曜日
【地名散策】猪名川難読地名を巡る<6>〜火打
2025年12月7日日曜日
【地名散策】猪名川難読地名を巡る<5>〜栄根
久代の次は栄根、ライトな難読?〜
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下加茂1丁目、京伏見街道と出会いの辻です。
多田街道はまっすぐ北へ〜
栄根1丁目、って事は、町の中心地?
町名盤に読み方あり・・・サカネなのか・・・エイネかと思ってました。
今回参考にした「地名の川西史」によると栄根寺と名称のお寺があったそうな〜
ちょっと広い道路に出ました・・・この道は
先の京伏見街道から分岐した池田道だそうな〜すぐにJRの踏切
この先、西へちょっと行くと京伏見街道に合流する
今出てきたこの細い道が多田街道で〜と撮ってたら近所の方が・・・
道路元標あるでぇ〜と教えてくれました。。。川西村!?
これがあるって事は、旧村時代の中心地やったわけですが・・・なんもないような?
幹線道路を渡って西へ・・・町名看板、色が変わったわ?!
あれ?いつも川西能勢口から帰る時に走るとこやん!
ここらも栄根やったのね〜
多田街道は北へ〜
いつも見てた大きな石灯篭、今日はしっかりと見る!
龍の彫りモン・・・
山王宮とあるけど多田神社かな?
2025年12月6日土曜日
【地名散策】猪名川難読地名を巡る<4>〜久代
2025年12月5日金曜日
【地名散策】猪名川難読地名を巡る<3>〜柏梨田
次は柏梨田・・・読めんなぁ〜 ですが・・・
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国土地理院地図にはルビありです。珍しいかもね〜
旧地図では「カシュウダ」、今の地図では「かしうだ」とルビが付けてあります。
先ほどの紫合にもルビありで、旧では「ユーダ」、今のでは「ゆうだ」
バス停のローマ字表記は旧地図の発音を参考に・・・なんでしょうかね?
さて、今回は「柏梨田」に行って、しかっ!と見るのがメイン目的でありました。
地名書き的には定番通りにありましたが・・・
条里地割が残る地とかで・・・
へぇーこんな場所に条里地割が?!が興味の発端であります。
古代の栢梨郷の遺称地とされるとかで・・・えーっと栢は柏の異体字だそうです。
栢梨とは、なんやねんと検索したら・・・
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摂津国栢梨の庄産出の梨を副原料に造った甘酒。折節宮中への献酒等で名を広めた。
献上した様子が書かれた文章が〜
吏部王(重明親王)の日記『吏部王記』の現代語訳にあります!

さらに検索すると過去の猪名川町の広報誌にこんな記事(抜粋)が出ていた。
室町時代に朝廷と繋がりのあった源出藤(検索ヒットない)がおり
その女房が柏梨の君と呼ばれたそうな・・・上の栢梨の献上酒の話とつながるやん!

