2024年9月9日月曜日

【東播磨ポタ】土山駅発編2:大年神社(明石市二見町福里)〜2

 金毘羅宮の彫りモンをば・・・
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まず正面には二匹の獅子


親子の獅子でしょうかね?


ちょっと斜めから見ると立体的な構成だとわかりますね。


獅子の裏側・・・銘が・・・ありますね!


播磨 松本義廣作
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調べてみた・・・播州飾磨彫刻師 初代 松本義廣(1830-1908)でしょうかね?
文化14年(1817年)に金刀比羅神社を勧請したとあるので、
この社殿の木彫は、もっと後の時代なんでしょうね。
もしかしたら初代と二代目あたりが一緒に作っていたりしてね・・・

屋台系の木彫って、どこかきりりとしてますね〜♪


しまっているといいますか、緊張感があります。


社殿側面の立体構成の龍がいい!!


立体構成ゆえにか、正面の迫力が違いますね。


反対側の龍もいい!!・・・鳥が巣を作ってるのが気になりますが・・・


こちらもちょっと斜めから見ると・・・立体構成が見事です!


境内をぐるっと・・・お稲荷さん、その前には・・・


力石が三個・・・そのままでゴロンと・・・


重いので、持ち去る奴はいないと思いつつ・・・


モノ好きな輩が、いないとも限らずで・・・


毎度ながら思うんですが・・・今だと重機がないと無理でしょうな〜


神社向かいの常徳寺さん


山門前の不動明王を拝んで次へ・・・


4 件のコメント:

  1. なかなか素晴らしい彫刻ですね! 龍も獅子も象(?)も良いです。

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    1. 屋台系の彫刻師は、中井さんなどの神社系とちょっと趣が違いますよね。あとこの神社、もしかしたら神輿や地車や屋台がなく、その代わりに金毘羅さんの社殿彫刻をやったのかもなぁ・・・と妄想は膨らむのでありますが・・・

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  2. 江戸後期は 優れた職人多かったんですね 長い泰平な時代につちかわれたのか
    石工 佐吉 彫師では中井一党 

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    1. 播磨地区の彫師は屋台や地車の木彫をする人が多いので、迫力があるが、繊細さはないように思えますわ。そこも魅力ですわ。

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