2025年7月2日水曜日

【ご近所】名次神社・銘の謎を解く?!

 謎と言っても大したことやないのですが・・・
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今回、石灯篭の銘に注視してみました。


廣田神社の境外摂社で主祭神は「雨乞いの神さん」なんですが・・・


参道の石灯篭・・・


昭和八年(1933年)といえば満州事変以後、国際連盟脱退と
歴史が戦争へ・・・と動く出す分水嶺の時代で・・・その時代背景と
名次神社の祭神・雨乞いの神(分水の神)と関係あるんだろうか・・・???
やたらと金融関連の社銘が多いんですよね???


大阪北浜といえば五代友厚像のある金融街!!
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富和商店店員一同・・・検索すると「富和靖介」がヒット
日経の記事に・・・以下、有料で読めん(T^T)
「底抜けの明るさで北浜株式街名物男。昭和の初め、北浜と堂島を股にかけ縦横に活躍。
とあり、株取引関連の会社なんでしょうね。


境内の石灯篭の奉納社銘を見ると・・・現存する?企業にはリンク貼りました。
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株式会社大阪株式取引所


大阪株式取引所 取引員組合


株式会社大阪堂島米穀取引所


大阪堂島米穀取引所 取引員組合


大株代行株式会社


富和証券株式会社


大同生命保険株式会社


株式会社日本信託銀行


大阪商事株式会社


株式会社杉村倉庫


最後に・・・唯一の個人銘?


読めそうで読めない?
小笹國郎?


さて・・・名次神社&金融とかで検索するも関連した記事のヒットゼロ。
現存する企業の沿革見ても昭和8年頃には、これと言った事項もなく
なんでわざわざ大阪北浜の金融関連の企業が名次神社の石灯篭を奉納したんやろか?
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と・・・閃いた、関係者が近所に住んでいた!!かも〜♪
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NDL1145891_日本紳士録_37版附録_多額納税者名簿.pdfにあった!!
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富和靖介氏が住んでたのね〜納得であります。


ちなみに馬氏関連では・・・八馬兼介氏


辰馬悦蔵氏


辰馬吉左衛門氏


2 件のコメント:

  1. 奉納者や寄進者の名前に興味を持ったことありませんが、企業などはやはり神様の性質とかに関係あるのでしょうね。

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    1. 今回の場合は、北浜の浮雲児・富和靖介氏の呼びかけで集まったんでしょうね〜本人の名前がないのが気になりますが・・・

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