2023年10月23日月曜日

【三田羽束川に沿って】〜2:茅葺山門・蓮花寺

峠を降って・・・蓮花寺の茅葺の山門 (楼門)
重要文化財に指定されています。
のちほどアップする川原観福寺と同じ形式の山門だそうです。


ここだけ見てるとええ風景ですが・・・
↑上の写真の左にある看板が周辺風景の諸元でありますが・・・
お寺の生計維持するのが大変なんでしょうなぁ・・・


仁王さん〜♪


よく見ると体のあちことに錆びた金具が見えますが、運慶作だって?!


金具で接木しつつ仁王さんを作ったのかな?


それとも崩壊を防ぐために後から金具を打ったんでしょうかね?
錆びた釘も見えてますわ。


頭部も顔面と後頭部が別パーツになってます。


頭部には金具が見えない、さすがに頭部には金具を打てないと考えると
崩壊を防ぐために後で打ち込んだ金具なんでしょうね。


梵字を刻んだ石碑も山門前でよく見かけますが、なんと読むんやろか?


左上端の梵字に似ているような・・・???


境内より・・・山門と木器の風景


寺務所?入り口にセンサーあり、速攻でお寺の方が出てきて法事があるので・・・
と言われたので・・・早々に退散しましたが・・・


玄関の彫りもん確認、波うさぎでした。


重要文化財の多宝塔へ向かいますが・・・


墓所の間を超激的な急坂を登ると到着。
どれだけ急かと言うと下りで自転車に怖くて乗れないくらいです。


多宝塔の前の石灯籠に六服神社とあります?


多宝塔に向かうところに祠がありますが八幡社とあり???


多宝塔前には沢山の石仏が・・・
手前は、新しいので、皆、機械彫り?同じ造形ですね。


後部は昔の手彫り、当然ながら趣があります。


多宝塔って調べたら多宝如来を安置する場所やそうで・・・
てな説明は全くなく・・・なんで石仏がならんでるんやろかの説明もない。


中でもこれがええ・・・とお寺のサイトを見たら石仏群由来納得!
***
その昔、塔を中心に四国八十八ケ所ご本尊の石仏が点々と居並び、村人の心の寄り所となっていました。当時、本四国に巡礼をするには、交通機関も悪く海を渡っての命がけの旅でありました。そのために、摂津の国に唯一、当蓮花寺に新四国八十八ケ所が作られたのです。時代が変わり、廃仏棄釈のあおりにより石仏の首はとばされ政治の犠牲となって谷間のあちこちに散らばっていました。多くの寺々も廃寺同然となっていました。百年以上放置されていた石仏を一ヶ所に集めておまつり致しました


当山中興良海上人とあり・・・修行中?眉毛が上がり、口をへの字に結んでますね。


2 件のコメント:

  1. 山門、ええ感じですね。 「法事があるので」はお寺さんが無関係な人を入れたくない時の方便なのだそうです。知らんけど・・・

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    1. 寺の周辺、ものすごい数の墓苑になってます。なので、私みたいなのは来てほしくないんでしょうね。

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